・細長い土地にはどんな間取りができる?
・良い土地が見つかったけど、細長いけど大丈夫かな?
こんな悩みを解決します。
- 間取りの基本的な決め方
- 南北に長い土地のメリット
- 南北に長い土地のデメリット
家づくりで1番大事な土地探し。
家を早く建てたいのに、土地探しで数年の年月をかけるのは、よくある話です。一生に一度の家づくりだからこそ、妥協は一切したくない!ことでしょう。
そこで今回は、「南北に長い土地のメリット」に加え、「実は安い値段で家が建つこと」について深掘りしていきます。
本記事では、南北に長い土地に家を建てた時の間取り案をご紹介します。さらに記事後半では、デメリットとおすすめの間取りの決め方もまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
僕も土地探しで2年の年月を費やしてしまいました。
それほど土地探しは大事です。
間取りの決め方
ちなみに我が家はこんな形の土地の購入を決めました。
(500㎡、150坪の土地)坪単価1万円
まずは間取りを決める前にあなたの生活スタイルを書き出すことが大事です。
生活スタイルによって快適な間取りは人それぞれ。
平日、休日はどう過ごすのか?起床後~就寝までのだいたいの流れ。(設計事務所にお願いする場合こんな質問をされることが多いです)
我が家の要望としては、
・日当たりの良いリビング
・リビングと和室を併設させたい
・開放感を出すために天井を高くしたい
・仕事終わりにすぐにお風呂に入りたいから風呂は玄関付近に
・広めのシューズクロークが欲しい
・家に入るとまずリビング
・リビングを広くして、子ども部屋を狭めに
・脱衣所と洗面所を分けたい
・トイレと洗面所の併設
・ウォークインクローゼットが欲しい
・ピアノを置きたい
この要望に合わせて5パターンの間取り案を紹介してもらいました!
間取りパターン1
1つ目はこちらの間取り。
・大きめのシューズクローク
・リビングと和室の併設
・リビングを広くして、子ども部屋を狭めに
・脱衣所と洗面所を分けたい
・トイレと洗面所の併設
・ウォークインクローゼットが欲しい
・ピアノを置きたい
・玄関付近に風呂場
・ピアノ位置がいまいち
間取りパターン2
2つ目はこちらの間取り。
パターン1とは、トイレの位置が変わり脱衣所が広くなった代わりに、リビングが少し狭くなっています。
・大きめのシューズクローク
・リビングと和室の併設
・リビングを広くして、子ども部屋を狭めに
・脱衣所と洗面所を分けたい
・トイレと洗面所の併設
・ウォークインクローゼットが欲しい
・ピアノを置きたい
・玄関付近に風呂場
・トイレに窓がなくて暗そう
間取りパターン3
3つ目はこちらの間取り。
玄関付近に寝室を移動。廊下が無くなりスッキリとした間取りに。リビング南側の掃き出し窓が小さくなった。
・リビングと和室の併設
・リビングを広くして、子ども部屋を狭めに
・脱衣所と洗面所を分けたい
・トイレと洗面所の併設
・ウォークインクローゼットが欲しい
・ピアノを置きたい
・大きめのシューズクローク
・玄関付近に風呂場
・貴重な南側を寝室に必要か?
間取りパターン4
4つ目はこちらの間取り。
僕の要望通りに玄関付近に風呂場。遊び心のある中庭。思い切った間取りを提案してもらった感じですね。
・大きめのシューズクローク
・リビングと和室の併設
・リビングを広くして、子ども部屋を狭めに
・脱衣所と洗面所を分けたい
・トイレと洗面所の併設
・ウォークインクローゼットが欲しい
・ピアノを置きたい
・中庭は我が家には不要だった
・玄関付近に風呂場は違和感があった
間取りパターン5
5つ目はこちらの間取り。
最終的にこの間取りで決めました。
リビング向きが東西で日当たりの確保。リビング南側の掃き出し窓も最大限に利用。各部屋の間にクローゼットを挟ませ多少でもプライベート確保。ピアノ位置が最適。
・大きめのシューズクローク
・リビングと和室の併設
・リビングを広くして、子ども部屋を狭めに
・脱衣所と洗面所を分けたい
・トイレと洗面所の併設
・ウォークインクローゼットが欲しい
・ピアノを置きたい
この間取りだとリビングが1番生きるようになりました。
妻としてはこの間取りが1番、ピアノ位置が目立たなくなったそうです(笑)
南北に長い土地のメリット
・坪数が広い
・庭を確保できる
・日当たりを確保しやすい
南北に長い土地のメリットは以上の4つ。
順番に説明しますね
土地の価格が安いことが多い
土地の価格が安いことが多いです。
一般的には変形地として扱わているから。
できることなら南向きで正方形に近い土地が理想ですよね。
ほとんどの方が一生に一度の家づくり。そんな新築をなかなか変形地に建てたがりません。
価格勝負で周辺の土地より安い場合が多いんですよね。
坪数が広い
坪数が広いことが多いです。
奥行きがあるから。
細長くはなりますが、奥行きがあるため広いことが多いです。
間口が狭いため土地の分筆もしにくく、そのまま売りに出されることが多いです。
せっかくの持ち家なので広い土地が良いですよね。
庭を確保できる
庭を確保できます。
土地が広いから。
坪数が広いことが多いため、庭が欲しい方には嬉しい限り。持ち家を持つことの醍醐味でもありますよね。
細長い土地だと奥行きが数十メートルあるので、家を建てても広めの庭が確保できます。南側に庭を作れば、
・子どもの砂場
・バーベキュー
・プール遊び など
なんでもできちゃいますね。
日当たりを確保しやすい
1番のメリットですが、日当たりを確保できます。
南側に他の家が建たないから。
1日で1番長く日が当たる南向き。後から建った家が高く、日が入らなくなった!なんてことはよくある話。
その点、南北に長い土地だと南側にスペースを開けておけば日当たりの心配はありません。
また南北に限っては、近隣の家との距離も確保。視線を気にせずに済むため大開口の窓も可能になります。
南北に長い土地のデメリット
・廊下が必要な場合が多い
・配管引き込み工事代が高くなる
南北に長い土地のデメリット以上の3つ。
順番に説明しますね
採光を確保しにくい
採光を確保しにくいことがあります。
東西に家が建っている場合、朝夕の日が低いときに日が当たらないことがあります。
そのため早めに電気をつけたり、冬場だと朝方はなかなか暖まらないことも。
廊下が必要な場合が多い
廊下が必要な間取りになりやすいです。
奥行きがある家になるから。
近年、廊下がない家が増えてきました。
高気密高断熱の家が続々と増えているので、不必要なものとなってきました。が、間取りによっては廊下が必要なパターンが多くなります。
高気密高断熱な家は坪単価が高いため、少しでも建坪を減らしたいところですが間取りに制限はでてくるでしょう。
我が家も廊下が必要な間取りに、、、
最低限の幅の廊下(75㎝)にしましたが、引っ越しの際に狭くて苦労しました。
≻≻【後悔】平屋に廊下はいる?いらない?幅75㎝の廊下にした使い勝手を徹底解説
配管引き込み工事代が高くなる
配管引き込み工事が高くなります。
道路から家までの距離が長くなるから。
道路まで水道管や汚水管がきていることが多いですが、家から道路までは自分で工事しないといけません。
道路から遠い位置に家を建てた場合、その分の配管工事が必要となります。
我が家も30メートルほど引き込みをしましたが、配管工事で80万円ほどかかりました。(通常は20~30万円だそうです)
南北に長い土地の購入で迷ったら
南北に長い土地の購入で悩んでいる方はタウンライフ家づくりを利用するのが便利。
というのも土地はいつまでも残っているとは限りません。同じように良い土地を探している人はたくさんいます。昨日までは売りに出されていたのに、もう売れているということはよくある話。
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気になる土地があれば、誰かに買われる前にまずは間取り作成をしてみましょう。
関連記事【口コミ】タウンライフ家づくりの評判は?効果からデメリットまで徹底解説
まとめ
南北に長い土地は、一見とても癖のある土地に見えますが日当たり、土地の広さを確保できる点ではとても優秀。
また、周辺の土地より価格が安いことが多いので穴場だといえますね。
南北に長い土地、僕も初めは抵抗がありましたが、住めば都。家づくりにおいて土地探しはとても大事な作業ですが、どんな土地でも良い家が建てられるということをわかっていただければ嬉しいです。