・平屋に廊下は必要かな?
・狭くても問題はない?
・廊下を効果的に使う方法はないかな~
こんな悩みを解決します。
結論、可能であれば廊下は必要ありません。
しかし、
・間取り
・部屋数
こういった場合、廊下の有無は変わってきます。
本記事では、廊下の必要性について深掘りしていきます。参考にすることで、廊下を取り入れる際の注意点がわかるはず。
また、廊下で後悔している点と後悔への対策も記載。なので、使いやすい廊下を見つけることができますよ。
幅75㎝の廊下の使い勝手とは!?
廊下は人によっては、無駄なスペースと考える方も多くいます。
僕も無駄と考えています。しかし、土地の形状によって廊下を作らざるを得ませんでした。
夕方ですが、各部屋のドアを閉めていると、真っ暗で夜間に光るフットライトが常に灯っています。
リビングで過ごしていると、この暗い部分が見えて気分が上がらない気さえすることもあります。
廊下のフットライトは、夜間のトイレの際に便利。
覚醒することなく、適度な光をもたらしてくれます。
廊下が必要な家
・細長い家
・気密性・断熱性が良くない
廊下が必要になるケースは以上の3つ。
順番に説明しますね。
部屋数が多い
部屋の数が多い家は廊下が必要になるでしょう。
廊下のない家は、部屋の分割がしづらくなります。
廊下のない間取りの場合、リビングから、
・子ども部屋
・トイレ
・脱衣所
・洗面所 など
に派生していくパターンがベター。
これら以上に部屋が増えてくると、各部屋につなげるスペースがなく、廊下が必要になってきます。
細長い家
細長い家も廊下が必要なケースが多いです。
各部屋への通路がいるから
なんとなく想像できるかと思いますが、細長い家は廊下の両側に部屋が連なるパターンになります。
細長い土地や家は、廊下がないと成り立たないんです。
我が家も細長い家で廊下を作らざるを得ませんでした
気密性・断熱性が良くない
気密性・断熱性が良くない家は廊下が必要になります。
室温管理が難しいため、狭い空間で空調を効かせないといけません。
いわゆる昔のブドウ型の家に相当。ひと部屋に空調設備が1つずつあるような感じ。
【ブドウ型の間取り例】
【リンゴ型の間取り例】
引用:家づくり学校
廊下を作りたくなければ、高気密高断熱な家を検討してみて下さい。
関連記事「高気密高断熱な家」スーパーウォール工法の家とは!?
廊下で失敗した理由
・昼間でも暗い
・引っ越しや模様替え時に不便
僕が廊下で失敗したと思う点は以上の3つ。
順番に説明しますね。
無駄なスペース
廊下は考え方によっては無駄なスペースともとれます。
基本的には通路にしかなりません。
そんなスペースに、あまり場所はとれないんですよね。また、狭くすると絵を飾ったり、荷物を置いたりすることもできません。
さらに、各部屋への入り口も開き戸では干渉してしまうので、引き戸を使うほかありません。
引用:リプランホーム
逆に廊下を広げて、書斎や多目的スペースを設け、使い勝手を良くするという方法もあります。(ファミリークローゼットを作っても面白いですね)
そんな手があったのか!!
昼間でも暗い
採光対策をしていないと昼間でも暗くなります。
廊下は両側に部屋があることが多く、窓をつけることが困難。なかなか採光を取ることが難しいです。
暗いなら電気をつければ良いだけのことですが、自然光と比べると気分が全然違いますよね。
我が家の建てた工務店からの提案で、
と、提案してもらえました。
しかし、
・断熱材の増加
・屋根面積の増加 など
+30万円ということで断念、、、
今思うと、採用していても良かったかなと。。。
引っ越しや模様替え時に不便
廊下があると、家具や家電を運ぶときに不便になります。
長さがあるものを、運びにくくなってしまいキズをつける恐れがあります。
長さあるもので言うと、
・タンス
・机
・衣装ケース など
いろんな部屋に移動させるケースがあると思います。
廊下はなんとか通れたとしても、各部屋に入れる時に大変。角度がつけれず角にぶつけたり、キズがつく恐れもあります。
引っ越しや模様替えだけのために、廊下を広くする必要もないので廊下のない間取りをまずは検討する方が良いでしょう。
まとめ
廊下は基本的にはなくても問題ありません。リンゴ型の間取りでも、高気密高断熱な家であれば空調管理も可能です。
しかし、廊下ができたからと悲観的になることもありません。逆に広げて、書斎やファミリークローゼットなどの多目的ホールを作るなどのさまざまな使い方もあります。
いろんなアイデアを出して、最高の間取りを作り上げてください。