・注文住宅を建ててるけど予算オーバーになった、、、
・なにかを諦めた方がいいのかな?
・ケチらずにつけた方が良い設備も教えて!
こんな悩みを解決します。
注文住宅ですべての希望を叶えるのは不可能。必ず予算オーバーします。
僕も叶えたい希望がたくさんありましたが、いくつも諦めました。ですが、満足のいく家ができたと感じています。
そこで今回は「注文住宅で諦めたほうが良いもの」と「採用した方が良いもの」をそれぞれ、僕の実体験でお伝えします。さらにいくら減額できたかも載せています。
本記事を見ることで、何を根拠に諦めるべきなのかまで落とし込んでお伝えしているので最後まで、ぜひご覧ください。
注文住宅で諦めたこと
・ビルドインガレージ
・全館空調
・無垢床
・ウッドデッキ
注文住宅で実際に諦めたことは以上の5つ。
順番に解説しますね。
注文住宅で諦めたこと①ハウスメーカーでの家づくり
予算上、ハウスメーカーでの家づくりを断念しました。
(削減できた費用、推定500万円)
ハウスメーカーは高いとよく言われます。もちろん予算もあります。が、1番は良い営業さんと出会えませんでした。
完成見学会の訪問をしていくなかで、「家づくりでは営業さんとの相性は重要だということが判明」。というのも今後、営業さんとは長きにわたって付き合っていくこととなります。
・着工〜引き渡し
・メンテナンス など
特に打ち合わせで相性の合わない営業さんと話し合いをしても良いアイデアは生まれにくいでしょう。
小さな工務店や地元の工務店でも、技術力の高い建築会社は多いです。また、工務店の営業さんは営業を一切してこないところもあります。
しつこい営業に疲れたら一度、地元工務店に行くのもアリですよ
注文住宅で諦めたこと②ビルドインガレージ
予算上、ビルドインガレージを諦めました。
(削減できた費用、推定400万)
家族のロマン、ビルドインガレージ。
雨の日でも濡れることなく車の乗り降りが可能。特に子どもが小さくて、忙しくても濡れる心配が一切ありません。
また、ガレージ内には趣味の道具を置いたり、雨の日でも子どもと外で遊んであげることができます。
しかし、費用としては破格の金額。相場ですが、
・車2台分で500万〜800万
これぐらいはかかると言われています。なかなかすぐにOKを出せる金額ではありませんよね。
使い勝手は間違いなく良いですが、あとは財布と相談。
単に車が汚れたくないという理由であれば、カーポートを選ぶという選択でも良いかもしれません。
カーポートの費用としては安いものだと設置費込みで10万円ほどのものもありますよ
注文住宅で諦めたこと③全館空調
引用:KOWAhome
予算と必要性を考え、全館空調を諦めました。
(削減できた費用、推定300万)
近年、流行の全館空調。
家中にダクト配管が張り巡らされており、家中一気に空調が可能。全ての空間で同じ温度を保つことができます。
寒い冬、暑い夏でも家の中であれば快適に過ごすことが可能になります。
しかし、導入費用としては高め。また、定期的なメンテナンスが必要になります。ダクトの手入れや交換も必要となるので長い目でみるとコストは高めでしょう。
断熱材を厚くすることで、費用こそ高くなるものの魔法瓶のような効果が得られます。
断熱性を高くすることで、エアコン1台でも家中を快適な温度に保つことができます。結果として全館空調と同じ効果を発揮できますよ。
スーパーウォール工法の家であれば、メンテナンス性も良く家中、快適に過ごすことができますよ
≻≻スーパーウォール工法の家の住み心地とは!?評判や特徴をお伝えします
注文住宅で諦めたこと④無垢床
必要性がないなと思い無垢床を諦めました。
(削減できた費用、推定100万円)
足触りがものすごく良く、木の温もりが感じられる無垢床。
時間が経つにつれて表情が変わっていきます。木目や色合いが変化していくので、また違った楽しみもできます。
しかし、無垢床は合板(フローリング)に比べると高価。さらにワックスがけなどの手入れも必要になってきます。
特に小さい子どもがいる家庭では、おもちゃを投げたり、跳んだり跳ねたりぶつけたり、、、床には多大な負担がかかります。
無垢床は凹みやすく、傷に弱いです。時間と共に馴染んでいくのも特徴ですが、心配な方は避けるべきかも。
我が家は子どもが小さいので無垢床は断念しました。
合板にしましたがメンテナンスが不要で管理が楽です。
三協アルミのSフロアの合板なら色やデザインも豊富でキズに強いです。あなたにも気に入ったものが見つかると思いますよ。
≻≻Sフロアの評判とは!?メリット・デメリットをお伝えします 床材
注文住宅で諦めたこと⑤ウッドデッキ
必要性がないなと思いウッドデッキを諦めました。
(削減できた費用、推定30万円)
・子どもとの庭遊び
・洗濯物干し場 など
さまざまな形で使い勝手の高いウッドデッキ。
気候が良い時には外でのんびり過ごすのも気持ちが良いもの。友人や家族を招くことが好きな方はオシャレで有意義な時間を過ごすことができますね。
しかし、ウッドデッキ施工は高価であり、メンテナンスが必要。また、屋根をつけたりフェンスをつけたりとで値段は大きく変わってくるでしょう。
雨ざらし日ざらしで劣化も早く、こまめに塗装も必要になってきます。
我が家もカッコいいと思いつける予定でしたが、使用目的とメンテナンス性で諦めました(洗濯物も部屋干し派なので)。
ウッドデッキは注文住宅の憧れですが、メンテナンス性も考えたうえで決めると良いですね。
注文住宅で諦めなかったこと
・洗面所と脱衣所を分ける
・勝手口の採用
逆に注文住宅で諦めなかったことお伝えします。以上の3つ。
順番に解説しますね。
注文住宅で諦めなかったこと①高気密高断熱な家
必要性が高いと思い「高気密高断熱な家」を採用しました。
(かかった費用、推定21.7万円)
我が家は「スーパーウォール工法の家」にしました。
断熱材の厚み100mmか65mmを選ぶことができました(薄い方が21.7万円安い)が、100mmを選択。
初期費用こそ高くなりますが、将来的なランニングコスト(電気代や住み心地)を考えると断熱材はケチらない方が良いと思い厚い方にしました。
31坪の平屋ですが、エアコン1台で丸1年、快適に過ごせています
注文住宅で諦めなかったこと②洗面所と脱衣所を分ける
間取り的に難しかったですが、洗面所と脱衣所を分けました。
(かかった費用、推定30万円)
実家にて家族の着替え中、洗面脱衣所に入って「わあぁー」となることがある方も多いのでは?なので新築では、洗面所と脱衣所を分けたいと切に願っていました。
間取り的に難しく坪数を0.5坪ほど広くするしかありませんでした。が、同時にランドリールームも確保できたので大満足。
洗面所の位置もトイレを出てすぐのところにしたので、子どもがトイレの後は手を洗うという習慣を身につけてくれました。
注文住宅で諦めなかったこと③勝手口の採用
夫婦で、ものすごく揉めましたが採用しました。
(かかった費用、推定15万円)
1番よくある勝手口をつけたけど使わない問題。我が家はつけて正解でした。
というのも、勝手口はなんとなく採用しても使わないことが目に見えています。よくある勝手口の使い方としては、
・洗濯動線の短縮
・ゴミ捨て用 など
これらが多くの目的として利用されます。
我が家はゴミ捨て専用の勝手口として利用しています。ゴミ捨て専用であれば小窓でも良かったのですが、、、
スリッパを用意する場合は、勝手口の取っ手にスリッパをかけると便利ですよ。
勝手口を採用する場合は防犯対策もしっかりしておくと良いですね。
注文住宅で諦める前に考えること
とはいえ、せっかくの注文住宅なのに諦めてばっかりでは嫌ですよね。というか後悔します。
なので少しでも諦めなくて良いように、まずは生活費の節約をしてみましょう。
僕も無理のない節約で、夫婦合わせて年間32万円の節約ができるようになりました。
我慢をする節約ではないので、あなたもきっと月々の支払いを安くできるところがあるはずですよ。
まとめ:身の丈に合った家がベスト
注文住宅を建てる時は諦めることも必要。すべてを叶えようとすると必ず予算オーバーしてしまいます。
さらになんとなくつけた間取りや設備であれば、「結局使わない!」ということもありえます。よく考えて採用するかどうかを考える必要があります。
とはいえ、我慢ばかりではなんのために注文住宅を建てているのかわからないので「必ず使う、絶対に必要なもの」は採用すると後悔はないですよ。
そのためには無理のない節約をするのがベスト。固定費を見直してみましょう。